【冬にお花見?!】観光バス運転士が教える季節違いの桜スポット「桜山公園」に行ってみた!
今回の「Driver's Eye」は、東京の観光バスドライバーのFさんに教えていただきました。
お花見はまだ先ですが、ひと足先にお花見を楽しめるスポットが群馬県にあるとのこと。
早速紹介していきます。
冬に桜が??
桜は春の風物詩。
毎年3月〜4月ごろには美しい花が咲きます。
お花見を楽しんだり、出会いや別れの象徴だったり、日本人には何かと馴染み深いこの桜。
代表的なソメイヨシノをはじめ、様々な品種がありますが、、、
実は冬に咲く桜もあるんです。
その名もフユザクラ。
野生種である”オオシマザクラ”と”マメザクラ”の雑種であると考えられており、冬と春の年2回開花する珍しい品種です。
どこで見れるの?
このフユザクラ。
どこで見る事が出来るのでしょうか?
都内の桜スポットの上野や千鳥ヶ淵に行っても今の時期は全く咲いていません。
そこで今回は、7000本のフユザクラが植えられている全国的にも名高いフユザクラスポットが群馬県にあるということで、車を走らせて向かってみます。
都内から関越道で約2時間
この桜山公園、アクセスは車の方が便利です。
駐車場はすぐそばに有料駐車場があり、車を降りたらすぐに園内へ入ることが可能。
公園内のマップ。(藤岡市ホームページhttps://www.city.fujioka.gunma.jp/kakuka/f_onishi/sakurayamakouennsannsakuhaikinngumap.html)より引用。
早速園内へ
駐車場から展望台(地図の③)までは約5分ほど。
緩やかな登り坂が続きます。
道中には左右に桜が咲いており、既にシャッターを押す手元が早くなります。
展望台に到着。
展望台からは紅葉と桜が一気に見渡せるなんとも不思議な光景が広がります。
晴れていれば遠くの山々まで見渡せる良い眺め。
桜と紅葉!この地ならではの光景が新鮮。
見てください、この写真。
合成ではないんです。桜の後ろに紅葉が重なっていますよね。
冬桜は、2度咲の桜であり、春にももう一度花を咲かせます。しかし、この紅色とのコントラストはこの時期だけのとっておき。
透き通った冬空とのコントラストだってこんな風に楽しめますよ。
道の駅でグルメを堪能して帰ろう。
桜山公園からほど近いところに道の駅甘楽という施設があります。
甘楽は下仁田ネギや蒟蒻などが有名で、この近くには蒟蒻バイキングで有名な「こんにゃくパーク」も近くにありますが、もちろんこの道の駅にも、地場産品を使用したグルメがたくさんあります。
その中でも特におすすめなのは、甘楽産の小麦粉を使用したピザ。
群馬県は小麦の生産も盛んに行われており、昔から焼きまんじゅうなど小麦を使った食品が多く消費されています。
ここ甘楽町は、イタリアの”チェルタルド市”と姉妹提携を結んでいることもあり、このようなピザが名物になっています。
今回注文したのはこの「轟みそピザ」。
地元産の「轟(とどろく)味噌」と下仁田ネギを使ったオリジナルのピザ。
轟味噌は、粒の状態が残っている麦味噌で、プチプチとした食感が新鮮。
ピザは注文ごとに石窯で焼き上げるので、アツアツトロトロの状態で楽しめるのが最高。
桜山公園に来たら、ちょっと足を伸ばして行ってみる価値が絶対にあります。
見頃情報&アクセス
桜は例年12月の15日ごろまで。
行かれる方はお早めにどうぞ!!
アクセス:
関越自動車道:本庄児玉ICから約40分
住所:
群馬県藤岡市三波川2166-1
(※この記事は、2021年に教えていただいた情報をもとに筆者が取材を行ったものとなります。最新の状況と異なる場合もありますので、藤岡市の桜山公園公式サイトも併せてご覧ください。)